2.3 ゼラニウム
まるで花束のようなオシャレな花房と鮮やかなカラーが魅力のゼラニウム。ヨーロッパでは窓辺に飾る定番花として愛されています。
おもな開花時期は春と秋ですが、環境が合えば季節を問わず花を咲かせてくれるのも大きな魅力。またカラー展開や品種がとても多く、豪華な花が咲く八重咲き種、葉に白い模様が入る斑入り種、モミジに似た形の葉がオシャレな「モミジバゼラニウム」や甘い香りが楽しめる「ローズゼラニウム」など多彩な品種があり選ぶ楽しさも味わえます。
弱アルカリ性の土壌を好むため、植え付けの際はハーブ用の培養土を使用しましょう。花数が多くなる春と秋に固形肥料を適量与えると花付きがよくなります。
※参考価格:300円〜1000円前後(3号ポット苗)
3. まとめにかえて
ベランダガーデニングのメリットは「長雨や霜など天候の影響を受けにくい」ことと「スペースが限られているので比較的お手入れがしやすい」ことです。注意点としては「日光量や風通しを調整する必要がある」ということ。
今回ご紹介した植物は基本的に育てやすい性質ですが、いずれも日当たりが良い場所を好みます。日光が届きにくいベランダの場合は、プランタースタンドに置いて高さを調節するなど工夫してみましょう。
また鉢内で根が詰まることがあるため、1〜2年に一度程度、春か秋にプランターから出し、根をほぐして新しい土や一回り大きい鉢に植え替えてあげるのも大切なポイントになります。
適切に育てれば何年も花を楽しむことが可能です。長いお付き合いができるよう、ぜひ楽しみながら育ててみてくださいね。
著者
樹木医の鈴森真樹を中心に、日本園芸協会認定ガーデンコーディネーターや第二種電気工事士などの資格保有者などを含めたメンバーで構成される、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のガーデニング企画担当チームです。
季節の寄せ植えや、初心者でも育てやすい多年草・宿根草、季節を彩る一年草など草花の情報から、室内で1鉢から楽しめる観葉植物や多肉植物のこと、ベランダ栽培もできるハーブや野菜などの家庭菜園企画まで、幅広いガーデニング情報をお届けしています。
ガーデニング関連書籍の企画・編集などの経験者、初心者ガーデナーなどの各メンバーが、それぞれの視点を生かした企画を担当しています。(2026年3月23日更新)。
監修者
LIMO編集部
樹木医/1級造園施工管理技士/ライター
樹木医、1級造園施工管理技士、一般毒物劇物取扱者の資格を持つ、植物と造園の専門家。
日本大学生物資源科学部を卒業後、同大学院にて外来植物について研究し、修士号を取得。大学在学中に参加していた、自然環境保全活動を行うNPO法人のインターンシップでは、都市公園での外来動植物管理や環境教育などの活動を3年間経験し「人と自然との関わり」について実践を通して学んだ。
大学院卒業後はテーマパークの植栽管理業務に7年間従事。多種多様な植物のメンテナンスや空間演出のほか、樹木の診断や安全管理に携わった。現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO」でガーデニングやアウトドアに関する記事の執筆や編集・監修を担当。育てやすい植物の紹介や栽培のコツなど、自身の経験と知識をもとにした、わかりやすい記事の執筆が強み。
秋田県在住で、趣味はガーデニングとアウトドア。学生時代のキャンプ場でのアルバイト経験や15年以上の登山歴を持つ。現在は育児中のため、子連れハイキングやファミリーキャンプを楽しみながら、東北の自然を満喫している。