2. 「植えてよかった」日なたの庭に10年以上植えっぱなし!お気に入りの花5選

2.1 バラ

筆者が初めて育てたバラ「グラハム・トーマス」

淡い黄色の花を咲かせているバラ「グラハム・トーマス」

筆者撮影

「花の女王」とも呼ばれ、古くから人々を魅了してきたバラ。筆者もその魅力のとりこになってしまった一人で、最初に育てたのが写真の「グラハム・トーマス」です。

憧れだけを胸に、手探りで始めたバラ栽培。失敗を繰り返しながらも続けられたのは、手間をかけた分だけ、美しく咲いたときの喜びはひとしおだからと言えます。

世話をしていても、たまに鋭いトゲで刺してくる…そんな気位の高さも魅力のひとつ。病気になっても翌年また元気に復活する強さを持つバラは、初心者こそぜひチャレンジしてほしい植物です。

※参考価格:1000円~5000円前後(大苗)

2.2 ジギタリス

庭のフォーカルポイントに最適!幻想的な姿が魅力の「ジギタリス」

紫色の花を咲かせている、ジギタリス

筆者撮影

ジギタリスは中世ヨーロッパの物語に出てくるような、幻想的な姿が魅力。太い茎に釣り鐘型の花を穂状に咲かせ、庭のフォーカルポイントに最適です。

イングリッシュガーデンには欠かせない花として人気があり、筆者の庭にもさまざまな花色のジギタリスを植えています。冬は地上に葉を残したまま越冬するので、植えた場所を忘れることもありません。

暑さが厳しい日本では、多年草ではなく一・二年草扱いですが、こぼれ種で旺盛に増えるため、一株でも場所を変えて咲き続けています。

※参考価格:300円~1000円前後(3号ポット苗)

2.3 アケボノフウロ

暑さに強い可憐な花「アケボノフウロ」

ピンク色の花を咲かせている、アケボノフウロ

筆者撮影

可憐なピンク色の花を咲かせるアケボノフウロ。草丈は低く、横に広がるように育つので、グランドカバーや花壇の縁取りとして植えています。

これまでにさまざまなフウロソウを庭に植えましたが、やはり夏の高温が苦手なようで、数年で姿を消してしまい、10年以上咲き続けているのがこのアケボノフウロ。

日当たりがよい場所に植えれば、とくに手入れをしなくても大丈夫です。大株になれば株分けを繰り返して、庭のあちらこちらでカワイイ花を咲かせています。

※参考価格:500円~700円前後(3号ポット苗)