2. 【RIZAP/26年3月期1Q決算】会員増に依存しない収益モデルを目指す
短期間で急拡大したchocoZAPは25年3月期4Q決算時で135万人に達していましたが、本決算のタイミングでは123万人に減少。同社はその理由として、株主優待無料期間終了、法人トライアルの厳格化、出店抑制、広告宣伝費抑制を挙げています。
数字の上では後退しているように見えますが、同社は現在を会員増に依存しない収益モデル確立のための準備期間と位置づけています。店舗品質と収益力向上に注力しており、その成果が今回の営業利益黒字化にもつながっています。
かねてから最重要事項として取り組んでいる店舗品質向上はさらに進展がみられました。24年11月にマシンのQRコード管理を皮切りに、定期巡回スタッフやセルフメンテナンス会員の拡充などを行い、当初は5.9%だった故障・不具合率を1.9%まで改善しています。
著者
1990年生まれ。福岡県福岡市出身。明治大学文学部史学地理学科卒。2023年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。モニクルリサーチ入社前は株式会社BCNで、デジタル生活を応援するランキング情報誌「BCNランキング」、流通業界特化の専門紙「BCN RETAIL REVIEW」、家電・グルメ・マネー・ヘルスケア・ライフスタイルの最新トレンドを発信するニュースサイト「BCN+R」、法人向けIT業界特化の専門紙「週刊BCN」などの媒体で編集・記者として10年間活動。業界のキーパーソンを数多く取材し、1000本以上の記事を執筆する。
専門領域は家電全般、テクノロジー、ポイ活。家電やテクノロジーの分野では、定量的なデータに基づく正確な市場分析とユーザー目線の忖度のないレビューを得意とする。ポイ活の分野では、関係者への取材と実践を通して得た知識をもとに、消費者に利便性を分かりやすく伝える記事を多数執筆。セミナーや座談会のモデレーターも務める。スポーツ競技に幅広い見識があり、特に野球は年間300試合以上を観戦するなど、熱烈な愛情を持っている。スポーツビジネスを経済的な観点で分析する記事の執筆にも力を入れている。
最終更新日:2026/03/27