昨年末に閣議決定された経済対策の一環として実施された、住民税非課税世帯への現金給付。
3万円の一律給付や子ども1人あたり2万円の支援は、多くの低所得者世帯にとって家計を支える一助となりました。
すでに多くの自治体で支給が完了していますが、「自分は対象だったのか」「非課税世帯になる条件は?」といった疑問を持つ方も少なくありません。
さらに2025年度の税制改正では、基礎控除額が引き上げられ、公的年金の源泉徴収対象から外れる人が増える見込みです。
本記事では、給付金の内容や対象条件、非課税世帯の収入目安をわかりやすく整理し、将来の制度改正によるメリットも見据えて解説します。
1. 【実施済】住民税非課税世帯向けに支給された給付金とは?
2024年11月22日に「国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策」が閣議決定され、低所得者世帯への「3万円給付」および「子ども1人あたり2万円」の支給が行われました。
本給付金の支給対象となったのは「住民税非課税世帯」であり、給付スケジュールは自治体によって異なりますが、多くの場合はすでに支給を終えています。
では、そもそも支給対象となった「住民税非課税世帯」とはどのような世帯を指すのでしょうか。
著者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)、生命保険募集人。証券会社で約8年間、株式や投資信託、生命保険等の販売に携わる。退職後はフリーライター兼個人投資家として活動。金融ジャンルの記事を中心に執筆しつつ、日々のマーケット動向も注視している。
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)