3. 老後の家計を安定させるための5つのアイディア
ここからは、老後の家計を安定させるための5つのアイディアをご紹介します。
3.1 退職金や貯蓄の計画的な取り崩し
退職金や貯蓄は、老後の生活を支える重要な資金です。
以下は、70歳代・二人以上世帯の貯蓄額です。
平均は1923万円と十分な額があるように見えますが、一方中央値は800万円と平均の半分以下となっています。
これは、多額の貯蓄をもつ世帯が平均値を押し上げている一方、多くの世帯は中央値あたりの貯蓄にとどまっていることを示しています。
これらを無計画に取り崩すと、早期に資金が尽きてしまうリスクがあります。
そこで、生活費や特別な支出(住宅のリフォーム、旅行など)を考慮し、毎月一定額を計画的に取り崩す方法が効果的です。
これにより、残りの資金を把握しやすくなり、安心して生活を送ることができます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】