2. 74歳以下・75歳以上「保険料」はどう変わる?
74歳までの国民健康保険料と、75歳以上の後期高齢者医療保険料は、どのように変わるのでしょうか。東京都新宿区在住の人を例に、確かめてみましょう。
試算の条件は以下のとおりです。
- 東京都新宿区在住の単身世帯
- 収入は年金のみで年間200万円
まずは、74歳時点での国民健康保険料をチェックします。新宿区によると、年金収入200万円(所得90万円)の場合の保険料は月額9415円です。
では、75歳時点の後期高齢者医療保険料を試算してみましょう。新宿区によると、年金収入200万円(所得90万円)の場合の保険料は月額7725円です。
国民健康保険料よりも、月額2000円ほど安くなっています。
実際の保険料は所得や居住地域によって異なります。ただ、75歳時点では、保険料がそれまでより少し下がる傾向にあるようです。
次章では、後期高齢者医療保険の保険料が増えている理由を解説します。