4. 自治体が独自で行うユニークな給付や支援を紹介

後期高齢者などシニア世代を対象に、各自治体が給付や支援を実施している場合があります。いくつか例を紹介します。

  • 相模原市:介護予防促進事業(高齢者補聴器購入費助成)
     ・医療機器認定を取得した補聴器本体の購入費用として、最大2万円を助成。
  • 東京都江東区:高齢者紙おむつ支給及びおむつ購入費助成
     ・要介護3以上の認定を受けている人など要件を満たす人に、支給限度(75点)内のおむつ支給または月7500円を助成。
  • 宇都宮市:敬老祝金
     ・80歳・90歳・100歳に年齢に応じた祝金1万円〜10万円を支給。

補聴器の助成やおむつ、祝金の支給など、ユニークな施策が実施されています。

各種給付・支援を受ける際、一般的には申請が必要です。要件などを確認したうえで、忘れずに手続きを済ませて給付や支援を受けましょう。

5. まとめ

後期高齢者が利用できる給付・支援制度は複数存在します。医療や介護、年金とさまざまな分野で給付や支援を受けられるため、日々の支出負担を減らすために有効活用するとよいです。

各種給付・支援は、いずれも申請が必要なケースが多いです。親族に手伝ってもらうなどしながら手続きを進め、確実に給付や支援を受けられるようにしましょう。

参考資料

石上 ユウキ