1.5 【お金が貯まらない!NG行動5】流行や衝動に流されてお金を使ってしまう

ショッピングを楽しむ女性

ショッピングバッグを持つ女性

Just dance/shutterstock.com

「お金がなかなか貯まらない人」には、流行や周囲の意見に影響されやすく、つい衝動買いをしてしまう傾向があります。

「最新」「トレンド」といった言葉に心が動き、本当に必要かどうかを深く考えずに購入してしまうことも少なくありません。

一方で、お金を上手に管理できる人は、自分の価値観やライフスタイルに合ったものを選びます。
「みんなが持っているから」「今だけ安いから」といった理由ではなく、必要性を見極めたうえで冷静に判断する習慣が根づいているのです。

好奇心があることは悪いことではありませんが、貯金を増やしたいなら、「これは本当に必要?」と一度立ち止まって考える習慣を身につけることが大切です。

1.6 【お金が貯まらない!NG行動6】「そのうち」「今度」「いつか」と先延ばしにしてしまう

「お金がなかなか貯まらない人」には、「お金に関する大事なこと」をつい先延ばしにしてしまう傾向にあります。

  • お金を貯めるために家計を見直そう→キリ良く来月から
  • お金を増やすために投資について学ぼう→週末に本屋で良い本を探そう

など、実際の行動に移すのが「今度」になってしまうのでいつの間にかその決意を忘れてしまうことも。

特に「まだ若いから」「今は余裕がないから」など、先延ばしを繰り返していると、それが習慣になってしまうかもしれません。

一方で、お金が貯まる人は「できることからすぐに動く」傾向があります。

たとえば、給料日に自動で一定額を貯金する仕組みを整えたり、ボーナスの一部をNISAで運用に回したりと、賢く行動を“仕組み化”しているのが特徴です。

このようなお金の使い方ができる人は、資産形成において「時間」が最大の味方になることを、しっかり理解しているのかもしれません。

以上、お金が貯まらない人に共通するNG行動を6つピックアップしてご紹介しました。

こうした行動や考え方は、一つひとつは小さなことに思えるかもしれません。

しかし、日々積み重ねていくことで、大きな違いとなって表れてきます。

NG行動に少しでも心当たりがある方は、まずはできることから始めてみてください。

最後に、同年代のみんなはどれくらい貯蓄をしているのか、20歳代~70歳代の年代別、そして単身世帯・二人以上世帯の世帯構造別に貯蓄額データを見てみましょう。