30歳代の二人以上世帯はどのくらい貯蓄があるのでしょうか。
本記事では「30歳代二人以上世帯の貯蓄」の実態や、「貯蓄500万円以上」の世帯の割合は何%を占めているのか紹介します。
新NISAのシミュレーション結果や、《年代別》で二人以上世帯の「月の生活費」の平均も解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
1. 【30歳代】二人以上世帯で「貯蓄500万円以上」の割合は何%?
では早速、30歳代二人以上世帯の貯蓄事情を確認しましょう。
金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査」によると、30歳代二人以上世帯における貯蓄額の分布は以下のとおりです。
※このデータの金融資産保有額には、預貯金のほか、投資信託や株式、生命保険など将来に備えるための金融商品残高も含まれています。日常で使用する普通預金残高等は含まれていません。
1.1 30歳代二人以上世帯の金融資産保有額
- 非保有 :24.5%
- 100万円未満 :13.1%
- 100~200万円未満 :11.3%
- 200~300万円未満 :7.6%
- 300~400万円未満 :4.9%
- 400~500万円未満 :3.1%
- 500~700万円未満 :6.2%
- 700~1000万円未満 :7.3%
- 1000~1500万円未満 :7.9%
- 1500~2000万円未満 :3.5%
- 2000~3000万円未満 :4.2%
- 3000万円以上 :2.8%
- 無回答 :3.7%
- 平均値 :677万円
- 中央値 :180万円
貯蓄500万円以上の世帯は、31.9%となっています。
意外と貯蓄が500万円以上ある世帯が多いことに、驚く人もいるかもしれません。
さらに、貯蓄が1000万円以上ある世帯も18.4%います。
一方で、貯蓄がまったくない世帯も24.5%と全体の約4分の1を占めており、世帯による差が大きいことがわかります。
