2. 資産形成の選択肢の1つ「新NISA」を活用したシミュレーション結果

資産形成の選択肢の1つに新NISAを活用する方法があります。

新NISAを活用した資産運用では、通常であれば利益に対して発生する20.315%税金が非課税となります。

家計やライフスタイルの状況に合わせて、毎月積立投資をするのもよいでしょう。

月1万円ずつ積立投資を続けた場合の、10年後、20年後、30年後の資産評価額は以下のとおりです。

なお、運用利回りは年率3%を前提とします。

月1万円ずつ積立投資を続けた場合の、10年後、20年後、30年後の資産評価額

月1万円ずつ積立投資を続けた場合の、10年後、20年後、30年後の資産評価額

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」を基に筆者作成

2.1 月1万円の積立投資を続けた場合の資産評価額(年率3%)

  • 積立期間 資産評価額(元本)
  • 10年間:139万円(120万円)
  • 20年間:327万円(240万円)
  • 30年間:579万円(360万円)

※年率3%でシミュレーション

金融庁のつみたてシミュレーターによると、月1万円の積立投資でも30年間続ければ、579万円もの資産を用意できる可能性があることがわかりました。

元本は360万円のため、NISAでの積立投資で200万円以上も資産が増える計算です。

ただし、実際の資産運用では、価格変動リスクなどが伴います。

そのため、資産運用を検討するときは、金融商品ごとに異なる特徴や、市場の動向などをよく確認しておくことが大切です。