3. 暮らし向き「ゆとりがなくなってきた」が61%に増加!
暮らし向きは景気に左右されるものですが、日本銀行が2025年7月14日に公表した「生活意識に関するアンケート調査」(第102回)によると、現在の暮らし向き(1年前対比)について「ゆとりがなくなってきた」と回答した割合は61%であることがわかりました。
2025年3月の55.9%から、増加したことがわかります。
過去からの推移をたどると、ボトムは2008年9月の62.6%。リーマンショックのときと同水準まであがってきたことも読み取れます。
そのような中で、老後も意識した貯蓄をしていく必要はあるのでしょうか。年金受給額の実態を把握するために、今のシニアが受給する年金平均額を見ていきましょう。