3. 平均貯蓄額は増加傾向に!その理由とは

「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」によると、平均的な貯蓄額は前年よりも増加しています。

「増えた」か「減った」かのアンケートで見ると、年金暮らしとなることが多い70歳代以外は、各年代とも貯蓄が増えた方のほうが多いようです。

年代別の貯蓄増減に関するアンケート

年代別の貯蓄増減に関するアンケート

出所:J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」をもとに筆者作成

貯蓄の増加理由を見ると「株式、債券価格の上昇により、これらの評価額が増加したから」「配当や金利収入があったから」という理由が上位となっています。効果的な資産運用の恩恵を受けている方が、貯蓄増加に至っているケースが多いと考えられます。

資産運用により、貯蓄を効率よく増やせる可能性があります。まだ取り組んでいない方は、ゆとりのある老後生活を送るためにも、余剰資金の運用を検討してみましょう。