3. まとめにかえて
今回は、総務省や国民生活センターの調査結果をもとに、スマートフォンなどに残る「デジタル遺品」への備えとして、「デジタル終活」の考え方と進め方をご紹介しました。
スマホやパソコンの中には、思っている以上に多くの情報が詰まっています。もし自分に何かあったとき、それを誰かが開けないとしたら…。だからこそ、デジタル情報の整理=「デジタル終活」はとても大切です。3ステップで簡単に始められるので、今日からでもできることがあります。エンディングノートも活用しながら、自分の意思をしっかり残しましょう。家族が困らないように、そして自分自身も安心するために今が始めどきです。
参考資料
- 総務省「令和6年通信利用動向調査」令和7年5月30日
- 総務省「令和6年通信利用動向調査ポイント」
- 独立行政法人国民生活センター「今から考えておきたい「デジタル終活」-スマホの中の“見えない契約”で遺された家族が困らないために-」令和6年11月20日
- 法務省「エンディングノートを作成しました!【令和5年10月23日更新】」
村岸 理美