自衛隊東京地方協力本部のInstagram(@tokyo_pco)では、自衛官へのインタビュー動画が話題です。
投稿は執筆時点で6万2000回再生を集めています。
インタビュアーは自衛隊東京地方協力本部所属・池田竜也さん(通称:池ちゃん)。
パイロットになって感じたギャップなど、興味深い話を聞き出していますよ。
また記事中では、防衛省が公表している「概算要求の概要」もご紹介していきます。
※投稿の画像は【写真】リンクをご参照ください。
1. 【自衛官インタビュー】飛行班長に聞きました!
今回はブルーインパルスの1番機に登場する飛行班長にインタビューします。
タックネームは「ベンガル」さん。
タックネームというのは主に戦闘機パイロットが使用する非公式な愛称のことで、個々のパイロットを指すのだそうですよ。
俳優のベンガルさんが由来だそうです。
2. 【自衛官インタビュー】パイロットになる前に想像していたこととは?
タックネームに他の候補はあったのか質問する池ちゃんさん。
実は10個ほど用意していたそうですが、宴会でタックネームを決めたためお酒の影響で覚えていないんだとか!
意外にも宴席でタックネームが決められるのですね(笑)。
続いて池ちゃんが、パイロットになる前となってからのギャップについて質問しました。
パイロットになる前は、「映画のように自由に飛び回れるのかな」「雲の上をバァーっと飛んだら気持ちいいだろうな」と思っていたベンガルさん。
入隊後の現実はどうだったのでしょうか?
3. 【自衛官インタビュー】ブルーインパルスの“リアル”
実際の現場では、自由に飛び回るのはとても難しいのだそうです。
どこから機体を降ろそうか?など、判断することがたくさんあるようで、自由に飛び回ってしまうと判断が難しくなるんだとか。
想像と現実にはギャップがあったようですね。
ブルーインパルスの展示飛行では、天候によっていくつかの区分が分けられているそうです。
その区分はどの段階で決まるのか、ベンガルさんに質問します。
すると「ブリーフィング(フライト前の打合せ)の段階である程度は決まっているが…」と答えてくれました。
ある程度決まっていても、変わることはあるのでしょうか?
4. 【自衛官インタビュー】最終判断は1番機
事前にある程度決まっていても、実際に上空の状況を見て変えることもあるんだとか。
「同じ1区分でも、これができないからこれにしよう」「うぉーこれできるか?どうするかなー、よしこれ行くぞ!」など、編隊長である1番機の前後席で話をしながら、常にその場で判断してやっているそうです。
1番機内での決定を他の隊員にも伝えて臨機応変に対応できるのは、日ごろの訓練の賜物ですね!
隊長や班長の適切な判断と素晴らしいチームワークがあるからこそ、ブルーインパルスが成立しているのだと知ることができる投稿でした。
コメント欄には、
- 「1番機がその時の状況で決めたことを他の番機が対応できることに感動」
- 「最後は現場でのリーダーの判断なんですね!」
- 「判断しながら飛んでるとかカッコいい!」
- 「臨機応変さが素晴らしい」
などの声がありましたよ!
5. 【防衛省の予算】自衛官の処遇改善に、2026年は「61億円」を概算要求
防衛省は、2025年8月に、2026年の概算要求の概要を発表しました。
なかでも自衛官は、有事に備えるための平時の活動や、様々な職種における専門的な業務に携わっています。
しかしながら、自衛官の募集状況に関しては、昨今厳しい状況が続いています。
そこで「自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する基本方針」に基づいた人的基盤を強化する施策に取り組む意向であることが明記されています。
具体的にどのような施策が考えられているのかをご紹介します。
5.1 自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する計上
- 自衛官の処遇改善:61億円
- 生活・勤務環境の改善:7527億円
- 新たな生涯設計の確立:24億円
- その他:45億円
具体的に見ていくと、自衛官の処遇改善に関しては、具体的には下記の改善などが挙げられています。
- 北海道の道北・道東の一部で勤務する陸自の隊員の処遇改善
- 艦艇乗組員の処遇改善
- 陸海空自衛隊の主要司令部の隊員の処遇改善
- 現場部隊の電気主任技術者、警務隊の警務官などの専門的知識・技能を有する隊員の処遇改善
- 訓練・演習に関わる隊員や装備品等の整備員のうち特殊な勤務に従事する隊員の処遇改善
- 防衛大学校及び防衛医科大学校の学生、高等工科学校の生徒の処遇改善
その他、生活・勤務環境の改善や、再就職支援も含めた生涯設計の確立に関する予算も、「令和8年度概算要求」の重点ポイントとなっています。
自衛官が働く環境は、ここ数年で大きく改善されているそうです。より詳しい情報を知りたい場合は、「自衛官募集」サイトなどもご確認ください。







