日本は年々猛暑の傾向にあり、筆者が住んでいる兵庫県も、夏の暑さがかなり厳しい地域。日なたの庭は強い光が容赦なく降り注ぎ、植物にとっては大きなダメージだと言えるでしょう。

そんな厳しい環境の中でも、元気に育ち真夏も花を咲かせる多年草があります。

今回は兵庫県に住む筆者が実際に日なたの庭に10年以上植えっぱなしで育てていて「植えてよかった」と思っている多年草を6つ、参考価格とともに紹介します。

記事最後には真夏に植物を枯らさず育てるコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

1. この記事で紹介する「日なたの庭に植えてよかった、夏に強い多年草」にまつわるあれこれ

うちの庭に植えてよかった、夏に強い多年草をご紹介します1/8

ピンクの花を咲かせている、エキナセアと宿根フロックス

SheriLee0428/shutterstock.com

  • うちの庭に「植えてよかった」真夏の日なたで花が咲く多年草6選
  • 真夏に植物を枯らさず育てる3つのコツ

2. うちの庭に「植えてよかった」真夏の日なたで花が咲く多年草6選

2.1 エキナセア

オシャレで、暑さや乾燥に強くローメンテな「エキナセア」2/8

白い花を咲かせている、エキナセア

筆者撮影

筆者の夏の庭で10年以上、毎年繰り返して開花しているエキナセア。暑さや乾燥に強く、ほとんど手をかけなくても元気に育つ多年草です。

放射状に広がる花弁と盛り上がった花芯がユニーク。白・ピンク・オレンジ・黄など花色のバリエーションも豊富です。

※参考価格:300円~700円前後(3号ポット苗)

2.2 チェリーセージ

サクランボのような香りに癒される「チェリーセージ」3/8

ピンクと白の複色花を咲かせている、チェリーセージ

筆者撮影

チェリーセージは名前どおり、花や葉からサクランボに似た香りがするハーブの仲間。風が吹くと甘い香りが漂い、筆者の庭に癒やしを与えてくれます。

赤やピンク・白・ツートンカラーなど、愛らしい花色が豊富。花期が長く、春から晩秋まで次々と咲き続けます。

※参考価格:300円~600円前後(3号ポット苗)

2.3 ハナトラノオ(カクトラノオ)

トラのしっぽのような花姿が特徴の「ハナトラノオ」4/8

白い花を咲かせている、ハナトラノオ

筆者撮影

小さな花が穂状に密集して咲く様子が、まるで虎の尾のように見えることから命名されたハナトラノオ。ピンク、白、紫などの花色があり、夏~秋にかけて開花します。

スラリと伸びた長い花穂が涼やかな印象。背丈が高くなるので、筆者の庭では花壇の後方に植えています。

※参考価格:400円~800円前後(3号ポット苗)

2.4 アカンサス・モリス

個性的で美しく、インパクトある花「アカンサス・モリス」5/8

紫色のガクと白い花びらが特徴の、アカンサス・モリス

筆者撮影

アカンサス・モリスは1m以上にもなる個性的な花がインパクト抜群。切れ込みが深く入る大きな葉も美しく、古代ギリシャ・ローマ時代から、建築装飾のモチーフとして用いられてきました。

日なたから半日陰まで幅広い環境で生育可能。10年以上経った株は大きく育ち、筆者の庭のフォーカルポイントとして役立っています。

※参考価格:300円~1000円前後(3号ポット苗)

2.5 ヘメロカリス

華やかなワンポイントになる「ヘメロカリス」6/8

オレンジ色の花を咲かせている、ヘメロカリス

筆者撮影

ヘメロカリスは朝咲いて夕方にはしぼむ一日花。白・赤・黄・ピンク・オレンジなど花色が豊富で、次々とツボミを付けて、春~夏にかけて長い期間咲き続けます。

長い花茎を立ち上げて、花が浮き上がるように開花。筆者の庭に咲くオレンジの花は、緑の庭で華やかなワンポイントとして活躍しています。

※参考価格:500円~1000円前後(3号ポット苗)

2.6 宿根フロックス

ゴージャスで存在感のある花「宿根フロックス」7/8

ピンクの花を咲かせている、宿根フロックス

筆者撮影

白・ピンク・紫・赤など、カラフルな花色があり、品種も豊富な宿根フロックス。筆者の庭に植えているのは、パニキュラタ種で「オイランソウ」という別名でも親しまれている品種です。

ゴージャスな花穂が花壇の主役として、圧倒的な存在感を放ちます。

※参考価格:300円~1000円前後(3号ポット苗)

3. 真夏に植物を枯らさず育てる3つのコツ

真夏に植物を枯らさず育てるコツをお伝えします8/8

白い花や黄色い花が咲く夏花壇に、じょうろで水をやる様子

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3.1 涼しい時間帯に水やりする

真夏の水やりは、早朝か夕方の涼しい時間帯に。日中の暑い時間帯に水やりをすると、根にダメージを与えたり、葉についた水滴が葉焼けの原因になったりします。

鉢植えは鉢底から水が流れ出るくらいたっぷり与え、地植えの場合も乾燥が続くようであれば水やりをしましょう。

3.2 風通しをよくして蒸れを防ぐ

真夏は高温多湿になりやすく、植物が蒸れると病害虫が発生しやすくなるため、風通しをよくすることが大切です。

また、枯れた葉や花ガラはこまめに取り除き、枝を適度に剪定して、空気の通り道をつくりましょう。鉢植えの場合も鉢を密集させずに間隔をあけることで、蒸れを防ぐことができます。

3.3 肥料は控えめにして活力剤を利用する

暑さに強い性質を持っている植物でも、人間と同じように夏バテしやすくなります。肥料の与え過ぎはかえって植物に負担をかけることもあるので、控えめにしましょう。

肥料の代わりに、植物の疲労回復や抵抗力アップを助ける活力剤がオススメ。活力剤は肥料とは異なり栄養補助的な役割で、植物の生育を優しくサポートしてくれます。

4. 暑さに強い多年草で、庭を真夏のオアシスに

強い日差しと高温多湿という厳しい環境の中、美しい花を咲かせてくれる多年草たち。兵庫県の夏の暑さにも耐え、10年以上夏の庭を華やかにしてくれている頼もしい存在です。

水やりのタイミングや風通しの工夫など、ちょっとした配慮で植物たちはイキイキと花を咲かせてくれます。植えっぱなしでも真夏に花を咲かせる多年草で、夏の庭をオアシスにしてみませんか。