2. 何歳くらいまで働きたい?シニア層の就業率は上昇傾向に!
内閣府が公表した「令和7年版高齢社会白書」によると、シニアの就業率は下図のとおり上昇傾向にあります。
75歳以上の就業率には大きな変化は見られない一方で、65~69歳では前年比+1.6ポイントの53.6%、70~74歳では+1.1ポイントの35.1%と、いずれも上昇傾向にあります。
また、この調査では「収入のある仕事を何歳ごろまで続けたいか」という意向についても聞かれています。
全体の回答で最も多かったのは「65歳くらいまで」で23.7%、次いで「働けるうちはいつまでも」が22.4%という結果でした。
一方で、現在すでに収入を伴う仕事に就いている方に限ってみると、「働けるうちはいつまでも」が最多で33.5%、次いで「70歳くらいまで」が22.8%となっています。
では最後に、現在のシニア世代が実際に受け取っている年金額について見ていきましょう。