3. 【平均貯蓄額】大企業と中小企業の違いはいくらか
平均年収はおおむね企業規模に比例して高くなることがわかりましたが、貯蓄額についても同様なのでしょうか。
総務省が公表している「2024年(令和6年)家計調査/ 貯蓄・負債編 二人以上の世帯 詳細結果表(8-7表)」によると、会社の規模別平均貯蓄額は以下のとおりです。
- 1~9人:1257万円
- 10~29人:1082万円
- 30~99人:1215万円
- 100~299人:1462万円
- 300~499人:1331万円
- 500~999人:1563万円
- 1000人以上:2064万円
最も少ないのは10〜29人、最も多いのは1000人以上という結果であり、やはり大企業では貯蓄額が多くなりました。
ただ平均年収と比較すると、会社の規模に比例して貯蓄額が高くなるとはいえない状況です。貯蓄額については会社の規模だけでなく、個人の考え方も影響を与えるのかもしれません。