3. 【平均貯蓄額】大企業と中小企業の違いはいくらか
平均年収はおおむね企業規模に比例して高くなることがわかりましたが、貯蓄額についても同様なのでしょうか。
総務省が公表している「2024年(令和6年)家計調査/ 貯蓄・負債編 二人以上の世帯 詳細結果表(8-7表)」によると、会社の規模別平均貯蓄額は以下のとおりです。
- 1~9人:1257万円
- 10~29人:1082万円
- 30~99人:1215万円
- 100~299人:1462万円
- 300~499人:1331万円
- 500~999人:1563万円
- 1000人以上:2064万円
最も少ないのは10〜29人、最も多いのは1000人以上という結果であり、やはり大企業では貯蓄額が多くなりました。
ただ平均年収と比較すると、会社の規模に比例して貯蓄額が高くなるとはいえない状況です。貯蓄額については会社の規模だけでなく、個人の考え方も影響を与えるのかもしれません。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)