10月14日、特別区人事委員会は東京23区で働く公務員(特別区職員)の給与について、4年連続となる引き上げを勧告しました。

今回の改定では、大卒初任給が月額26万4000円から27万8400円へと1万4400円のアップ。期末手当などの特別給も、4.85月分から4.9月分に引き上げられます。

この5年間で、大卒初任給は約25%上昇。年収ベースでは100万円以上の増加となり、近年の公務員給与の上昇傾向が改めて明らかになりました。

「公務員は退職金も手厚く、2000万円以上もらえる」というイメージを持つ人も多いですが、実際のところはどうなのでしょうか。

この記事では、内閣官房内閣人事局や人事院の資料をもとに、公務員の退職金の実態を詳しく見ていきます。