2. 【金融資産】0円から3000万円超まで…60歳代の《貯蓄格差》が鮮明に
続いて、J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」60歳代・二人以上世帯の金融資産保有額について階層ごとの世帯割合(金融資産非保有世帯を除く)をみていきましょう。
※金融資産保有額には、日常的な出し入れ・引落しに備えている普通預金残高は含まれません。
60歳代・二人以上世帯では、約2割が金融資産を保有しておらず、平均2033万円・中央値650万円と保有額には大きな差があります。
資産3000万円以上の世帯が2割いる一方で、100万円未満の世帯も約6.5%と分布は幅広く、二極化が進んでいます。
このように、60歳代の金融資産状況には大きなばらつきがあり、将来の安心感にも影響を及ぼすと考えられます。だからこそ、今ある資産をどう守り、無理なく活かしていくかが重要です。次は、家計の見直しで効果が出やすい「4大固定費」に注目してみましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)