6. 「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」で将来の年金見込み額を把握しよう
今回は、現シニア世代の平均年金受給額について詳しく見てきました。年金の受給額は、現役時代の働き方や収入、加入期間などによって大きく異なります。
そのため、老後の生活を具体的にイメージするには、まず自分自身の年金見込み額を把握することが欠かせません。「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」などを活用して、将来どれくらいの年金を受け取れるのかを確認し、早めに備えを始めましょう。
また、年金だけで理想的な老後を送るのは難しいケースも少なくありません。そんな時に重要になるのが、自助努力による資産形成です。
投資信託や債券を活用した資産運用、個人年金保険などの私的年金制度も、選択肢の一つとして検討してみるとよいでしょう。
現役時代のうちから、老後に向けた備えをしておくことが大切です。
参考資料
橋本 優理
執筆者
大学卒業後、ほけんの窓口グループ株式会社へ入社。約300組のライフプランニングを行い、保険販売業務に従事。その後、異業種にて法人営業を経験し、株式会社エイチームフィナジーで保険EC事業の立ち上げに参画。インターネット上で保険の無料相談ができるサービスの責任者として、自身も多くの世帯のライフプランニングを行う。2023年に株式会社モニクルフィナンシャル入社。現在は、より多くの人に、より気軽に、自分に合った保険の選び方を知ってほしいとの思いでコンテンツ制作や執筆作業に従事。 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、生命保険募集人資格、損害保険募集人資格保有。
保険の比較・見積からネット申込まで無料サポートする「ほけんのコスパ」では、「生命(死亡)保険3000万の月額保険料はいくら?データを元に必要な保障額プロが徹底解説」や「七大疾病保険は本当に必要?悩んだ時の判断ポイントと加入のメリット・デメリット」などを執筆。