5. 【厚生年金】10万円以上・15万円以上・20万円以上・30万円以上の受給割合をチェック
厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考に、厚生年金に焦点をあてて、平均と月10万円以上・15万円以上・20万円以上・30万円以上もらえる人の割合を確認していきましょう。
5.1 【厚生年金】平均年金月額はいくら?
- 〈全体〉平均年金月額:14万6429円
- 〈男性〉平均年金月額:16万6606円
- 〈女性〉平均年金月額:10万7200円
※国民年金部分を含む
5.2 厚生年金「月10万円以上」の割合は?
- 全体:77.3%
5.3 厚生年金「月15万円以上」の割合は?
- 全体:47.6%
5.4 厚生年金「月20万円以上」の割合は?
- 全体:16.3%
5.5 厚生年金「月30万円以上」の割合は?
- 全体:0.09%
厚生年金の月額が10万円を超える人は比較的多く見られますが、15万円以上となると割合は半数を下回り、20万円以上になると全体のわずか16.3%にとどまります。
30万円以上の年金を受給している人は、さらに少数です。
こうした現状からも、現役時代に比べて年金だけでは収入が減少するため、多くの人にとっては公的年金以外の備えが重要となるでしょう。