2. 生活保護受給率が高い都道府県・低い都道府県

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生活保護を受給している割合(保護率)が高い都道府県はどこなのか、厚生労働省の「被保護者調査/令和6年度被保護者調査」をもとに確認していきます。

なお、保護率とは、実際に生活保護を受けている人数を日本の総人口で除して求めたものです。

また、以下の都道府県の数値には指定都市や中核市分は含まれていません。

2.1 「保護率」が低い都道府県上位10

保護率が低い、つまり受給している人が少ない都道府県は以下の通りです。

  • 1位 富山県:0.27%
  • 2位 福井県:0.34%
  • 3位 岐阜県:0.40%
  • 4位 長野県:0.42%
  • 5位 石川県:0.43%
  • 6位 愛知県:0.56%
  • 7位 岡山県:0.55%
  • 8位 島根県:0.59%
  • 9位 新潟県:0.66%
  • 10位 群馬県:0.67%

2.2 「保護率」が高い都道府県上位10

一方、保護率が高い都道府県は以下の通りです。

  • 1位 沖縄県:2.27%
  • 2位 青森県:2.18%
  • 3位 北海道:2.14%
  • 4位 福岡県:2.08%
  • 5位 東京都:1.93%
  • 6位 大阪府:1.91%
  • 7位 高知県:1.80%
  • 8位 徳島県:1.73%
  • 9位 鹿児島県:1.41%
  • 9位 長崎県:1.41%