首相官邸の公式Xは2025年6月18日、賃上げの効果が出るまでの間、①7~9月の電気・ガス料金の支援、②地域の実情に応じた対応、③ガソリン価格のリッター当たり10円の定額引下げ、④政府備蓄米を活用した安価・安定的な米の供給等を行うことを改めて表明しました。
物価高等への支援として総額3881億円の予備費を使うとあり、その効果に注目が集まります。
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本記事では、施策の中から「7~9月の電気・ガス料金の支援」にフォーカスをあて、具体的な値引き単価やモデル世帯での実際の値引き額詳細を解説します。
1. 【7~9月】電気・ガス料金の支援が実施へ
首相官邸のXにおいて、暑くなる夏への対応として、7月から9月の電気・ガス料金の支援を行うことが改めて表明されました。
これにより、標準的な家庭の電気・ガス料金を総額で3000円程度引き下げるとしています。
もとは2024年11月22日に「国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策」が閣議決定されたことを受け、1月~3月の電気・ガス代が支援されたところです。
さらに足元で物価高が進んでいることから、4月の時点で7月~9月の電気・ガス代も支援されることが決まっていました。