4. 家庭における平均的な光熱費はいくらか

家計に占める光熱費についても気になります。平均的な数字について、総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」を確認してみましょう。

こちらによると、二人以上世帯における光熱・水道の平均支出額(月額)は以下のとおりでした。

  • 電気代:1万2008円
  • ガス代:4745円
  • 他の光熱:1267円
  • 上下水道料:5092円
  • 合計:2万3111円

全体の平均消費支出30万243円に対して、光熱費が約7.7%を占めることになります。

あくまでも平均であるため、世帯状況によって大きく異なるでしょう。

例えば二人以上の世帯のうち勤労者世帯に特化すると、光熱・水道が占める割合は7.0%となりました。

年齢による違いもあり、65歳以上の夫婦のみの無職世帯であれば、光熱・水道が占める割合は8.5%となります。

65歳以上の夫婦のみの無職世帯(夫婦高齢者無職世帯)の家計収支

65歳以上の夫婦のみの無職世帯(夫婦高齢者無職世帯)の家計収支

出所:総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」