年金生活になると、現役時代よりも収入が下がることが一般的です。
もう一つ注意しておきたいのは、収入が2ヶ月ごとの頻度になるという点です。
直近では6月13日に支給があったため、次に収入を得るのは8月15日まで間が空いてしまうのです。
年金生活に向けて、家計やりくりのシミュレーションをしておくことが大切ですね。
本記事では、まず厚生年金や国民年金の平均受給額について”1歳刻み”で紹介します。記事の後半では、リタイアを迎えて年金生活に入った夫婦の、平均的な家計収支を見ていきましょう。
1. 【年金一覧表】国民年金の平均受給額《60歳~89歳》
ここからは厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考に、現在のシニアが受け取っている年金額について1歳刻みで確認していきましょう。
まずは、自営業者やフリーランス、専業主婦など、厚生年金加入期間がない人が受給する「国民年金のみ」の平均月額について紹介します。
1.1 国民年金《60歳代》の年金平均月額はいくら?
- 60歳:4万3638円
- 61歳:4万4663円
- 62歳:4万3477円
- 63歳:4万5035円
- 64歳:4万6053円
- 65歳:5万9599円
- 66歳:5万9510円
- 67歳:5万9475円
- 68歳:5万9194円
- 69歳:5万8972円