5. 天引き額・手取り額を確認しよう!「年金振込通知書」とは?
年金振込通知書は、2025年度改定後の各支給月に振り込まれる年金の金額を通知する書類です。
この書類には、2025年度からの支給額に加え、税金や社会保険料などの控除額も記載されています。
年金振込通知書で確認すべき主な項目は、以下の通りです。
- 年金支払額
- 控除後振込額
- 介護保険料額
- 後期高齢者医療保険料、国民健康保険料
- 所得税額および復興特別所得税額
- 個人住民税額
「年金支払額」は、今年度に受け取る公的年金の総額で、控除が行われる前の金額を示しています。
これに対して「控除後振込額」は、各種税金や社会保険料を差し引いた後の実際に振り込まれる手取り額となります。
差し引かれる費用としては、「介護保険料」や「後期高齢者医療保険料・国民健康保険料」、「所得税および復興特別所得税」、「個人住民税」などがあり、これらは原則として年金から自動的に差し引かれます。
ただし、状況によっては自分で納付する「普通徴収」となることもあるため、通知書が届いた際は内容を早めに確認しておくと安心です。