同社の過去1年の株価を振り返ると、レンジ内での株価推移であったといえます。大きくは6000円台半ばから7000円台後半の間での推移となりました。

1年前は7000円台でしたが、現在は6800円台となっており、1年前と比較して株価水準は概ね同水準といえます。

役員報酬という社会的注目点

こうしてみると、退職金なども含めて様々な役員報酬の金額が飛び交っているゴーン氏の役員報酬額は、世界を代表する自動車メーカーであるトヨタ自動車 代表取締役社長・豊田章男氏の役員報酬の水準と大きく異なっているということが分かります。

その一方で、同社取締役であるDidier Leroy氏の役員報酬額が10億円を超えていることなどを考えると、ゴーン氏の発言として頻繁に取り上げられる「グローバル企業の役員報酬額」の水準が見え隠れします。

ゴーン氏と日産の件で大きく取り上げられている役員報酬問題。役員報酬は本来、実績としての業績をベースとして考えるべきであるという考えもある一方で、従業員の年間給与水準などと比較してあまりにも巨額の報酬を役員が手にするのはいかがなものかという意見もあります。