2.3 花期が長い!ウエストリンギア(オーストラリアン・ローズマリー)

繊細な小花と葉がオシャレな「ウエストリンギア」

ウエストリンギア

Nahhana/shutterstock.com

繊細な小花と細長く小さな葉、そして細かく枝分かれする独特な樹形が魅力のウエストリンギア。オーストラリア原産で、花・葉ともにローズマリーに似ていることから「オーストラリアン・ローズマリー」とも呼ばれています。

白・ピンク・薄紫などの花色があるほか、葉の色が明るめの「モーニングライト」、シルバーグリーンの葉がシックな「スモーキー」、斑入りの葉がオシャレな「バリエガータ」など品種が豊富。

四季咲き性なので1年に2回(春〜初夏・秋〜晩秋)開花するのも大きな魅力です。たくさんの花を咲かせるためにも、日当たりと風通しが良い場所で管理しましょう。植え替えや剪定の適期は、春か秋です。

※参考価格:2000円~5000円(5号ポット苗)

3. ご自宅の雰囲気に合う「鉢植えシンボルツリー」お迎えしてみませんか?

鉢植えシンボルツリーにおすすめの常緑低木を3種ご紹介しました。お迎えしたい庭木はありましたか?

シンボルツリーを鉢植えで育てるメリットは、狭い庭やベランダなど限られたスペースで育てられること、賃貸でも育てられること、そして移動やお手入れがしやすいことなどがあります。

対してデメリットは、伸びた根が鉢内で詰まってしまうと水を吸い上げにくくなるため、1~2年に一度植え替えが必要なこと。それぞれの低木の適期に、ひと回り大きな鉢に植え替えるか、根と枝葉を一回り小さく切り戻して元の鉢に戻してあげる作業を行うと、元気に育ちますよ。

この記事を参考に、花や葉、全体の樹形や雰囲気などを見比べながら、ご自宅にピッタリなシンボルツリーを探してくださいね。