【日本の家計事情】二人以上世帯の平均貯蓄額と負債額はどれくらい?資産内訳は通貨性預貯金が「16年連続で増加」
平均貯蓄現在高は過去最多 ただし40歳未満の世帯では「負債超過」状態も
parasolia/shutterstock.com
6月に入り、梅雨のシーズンとなりました。雨の日が続くなかで外出の機会が減り、家の中で過ごす時間が自然と増えてきますね。
このような季節だからこそ、普段は後回しにしがちな家計の状況を見直す良い機会とも言えるのではないでしょうか。
総務省統計局が公表した「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2024年(令和6年)平均結果の概要-(二人以上の世帯)」には、現代日本の各世帯の貯蓄や負債状況に関する情報が示されています。
今回は、そのデータから、二人以上世帯の貯蓄と負債の実態について見ていきます。
1. 【日本の家計事情】二人以上世帯の平均貯蓄額と負債額はどれくらい?
総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2024年(令和6年)平均結果の概要-(二人以上の世帯)」によると、日本の二人以上の世帯における平均的な貯蓄と負債の状況は、以下のようになっています。
1.1 平均貯蓄額と中央値
- 平均貯蓄現在高:1984万円(前年比+80万円、4.2%増)
- 中央値:1189万円
平均貯蓄現在高は6年連続で増加しており、比較可能な2002年以降で最多となっています。
ただし、平均値は一部の大きな値(今回なら一部の高額貯蓄世帯)に引き上げられる傾向があります。そこでより実態に近い貯蓄保有世帯の中央値を見ると、1189万円となっており、平均値と乖離が見られます。
次章では、二人以上世帯の「資産の内訳」について見てみましょう。
著者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
編集者の多くは、金融機関にて個人リテール業務を経験。若年層からシニア層、富裕層に至るまで、幅広い顧客に対し、投資信託・保険を中心とした総合的なライフプランニングを実行してきた。なかには、リテール営業で社内トップの実績を持ち、行内で表彰された実力者も。人材育成や社内教育にも携わるなど、金融知識と実務経験の両面で信頼される編集者が在籍しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)