3. 「60歳で資産3000万円」作るには毎月いくら積み立てる必要があるのか
物価高の状態で、老後資金を別に準備していくのは簡単ではありません。
例えば40歳スタートで60歳までに3000万円を用意しようとすると、毎月12万5000円もの積立てが必要になるのです。
では、資産運用を活用して「年率4%の利回りで運用できた場合」ではどうでしょうか。
金融庁の「つみたてシミュレーター」を使用して、目標額に達するために毎月どのくらいの金額を積み立てる必要があるのかをシミュレーションしてみました。
3.1 投資開始年齢ごと・投資期間と月々の積立額
- 30歳:30年・4万3225円
- 35歳:25年・5万8351円
- 40歳:20年・8万1794円
- 45歳:15年・12万1906円
積立投資では運用期間が長いほど複利の効果が働き、資産を効率的に増やすことができます。
そのため、同じ40歳スタートであっても、必要な積立額は月額8万1794円にまで抑えることができました。
ただし、運用率は保証されるものではありません。長期的な時間を確保することでリスクを抑えることもできますが、元本割れする可能性もゼロでないことはしっかり押さえておきましょう。
あくまでも余裕資金を貯めてからの選択肢となります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)