4. 高齢ドライバーこそ「備え」で事故リスクに向き合おう

今回は警察庁が発表した「令和6年における交通事故の発生状況」をもとに、高齢ドライバーが知っておきたい事故傾向とともに、自賠責保険・任意保険の補償内容について解説しました。

まとめると

  •  死亡事故のうち約6割が65歳以上で、高齢者の事故リスクは高水準
  •  75歳以上では「車両単独事故」が特に多く、判断力や反応の低下が影響
  •  自賠責保険ではカバーしきれない部分を、任意保険で補う必要がある

梅雨時の視界不良や路面状況の悪化で、事故リスクが高まる季節です。
事故を「起こさない」ことはもちろん、「起きてしまったとき」に備えた補償内容の確認・見直しが、これからの安心につながります。

参考資料

村岸 理美