2. 自賠責保険の限界とは?補償されるのは“最低限”だけ
すべての車に強制保険として加入が義務づけられている「自賠責保険」は、事故で相手をケガさせた・命を奪ってしまったときの「対人補償」が対象です。補償額には上限があり、死亡時の限度額は3000万円、後遺障害でも最大4000万円です。事故によってはそれを大きく上回る損害賠償責任が発生することもあり、その差額は自己負担になります。
相手の車や物に対する損害、自分自身のけがや車の修理代なども補償されません。また、弁護士費用や事故後のトラブル対応にも対応していないため、万が一の時に「思っていたより補償されない」と感じる方も少なくありません。
こうした自賠責保険の補償しきれない部分をカバーするために、多くの人が加入しているのが「任意保険」である自動車保険です。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)