2. 新NISAで月3万円の積立投資シミュレーション《5年後~30年後》
では、新NISAを活用して資産運用をした場合、数年後にどのくらいの金額になるのか気になりますよね。
ここでは、毎月3万円を年利1%から6%の範囲で運用した場合を想定し、金融庁が提供する「つみたてシミュレーター」を使って、将来の資産額をシミュレーションしてみます。
2.1 【試算結果】5年後のシミュレーション
5年後のケースでは、元本が180万円に対して、以下のような資産額となりました。
- 年利1%の場合:184万円
- 年利2%の場合:189万円
- 年利3%の場合:194万円
- 年利4%の場合:199万円
- 年利5%の場合:204万円
- 年利6%の場合:209万円
5年後では大きな差を感じにくいかもしれませんが、15年後になると資産の増え方に明確な違いが現れます。
2.2 【試算結果】15年後のシミュレーション
15年後の元本は540万円に対し、シミュレーションの結果は以下の通りです。
- 年利1%の場合:582万円
- 年利2%の場合:629万円
- 年利3%の場合:681万円
- 年利4%の場合:738万円
- 年利5%の場合:802万円
- 年利6%の場合:872万円
2.3 【試算結果】25年後のシミュレーション
さらに25年後では、元本900万円に対して以下のような運用成果が見込まれます。
- 年利1%の場合:1022万円
- 年利2%の場合:1166万円
- 年利3%の場合:1338万円
- 年利4%の場合:1542万円
- 年利5%の場合:1786万円
- 年利6%の場合:2079万円
25年間の運用で、年利5%や6%の場合は元本がほぼ2倍になる計算です。
毎月3万円をただ貯金するだけでは、これほどの増え方は期待できません。
上記の結果から、新NISAを活用した資産運用の効果がイメージしやすくなったのではないでしょうか。
ただし、シミュレーションの結果はあくまで参考値であり、実際の運用成果は市場の変動などにより異なります。
損失のリスクもあるため、過度な期待をせず慎重に判断することが大切です。