一般財団法人 労務行政研究所が、東証プライム上場企業を対象に行った2025年の夏季賞与・一時金に関する調査によれば、全産業の平均支給額は86万2928円となり、前年より3.8%増加しました。
業種別に見ると、製造業は前年比3.7%増、非製造業は4.8%増と、どちらも前年を上回る結果となっています。
夏の賞与が増加傾向にある一方で、手取り額に影響を与える要素として忘れてはならないのが「社会保険料」の変動です。
特に2025年度からは、協会けんぽの保険料率が改定されており、人によっては手取り額に影響が出る場合もあるため、しっかり確認しておきたいところです。
今回は、そうした私たちの暮らしに関わる「健康保険料率」と「介護保険料率」の変更点に注目し、解説していきます。保険料率は地域によっても異なるため、ぜひこの機会にご自身の地域の情報をチェックしてみてください。