3. 夏に花が咲くオシャレな多年草で、真夏の玄関も美しく
夏の玄関先をオシャレに彩る多年草3種をご紹介しました。多年草は、一度植えると毎年開花が期待できるのが魅力。とはいえ最低限のお世話は必要です。
特に夏場は水分が足りないと一気に弱ってしまうので、土が乾いていたら朝か夕方の涼しい時間帯に水やりをおこないましょう。もちろん、ご自身の熱中症対策にもご配慮くださいね。
冬に葉がなくなる落葉多年草は、冬に花が咲く多年草や一年草と組み合わせると、一年中彩りある玄関先になります。本格的な夏が来る前に苗の植え付けを終わらせ、夏の玄関をオシャレな花で彩りましょう!
4. 【ガーデニング豆知識】宿根草・多年草・一年草の違いとは?
さいごに、多年草・一年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶ。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。
※園芸品種では常緑多年草を「宿根草」と表記する場合もあります。
参考資料
LIMOガーデニング部
執筆者
樹木医の鈴森真樹を中心としたメンバーで構成する、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のガーデニング企画担当チームです。
季節の寄せ植えや、初心者でも育てやすい多年草・宿根草、季節を彩る一年草など草花の情報から、室内で1鉢から楽しめる観葉植物や多肉植物のこと、ベランダ栽培もできるハーブや野菜などの家庭菜園企画まで、幅広いガーデニング情報をお届けしています。
メンバーは、プライベートでもベランダガーデニングや家庭菜園、観葉植物の栽培などをそれぞれのペースで楽しんでいます(最新更新日:2025年4月23日)。
監修者
LIMO編集部
ライター/樹木医/1級造園施工管理技士
日本大学生物資源科学部を卒業後、同大学院にて外来植物について研究し、修士号を取得。在学中に参加していた、自然環境保全活動を行うNPO法人のインターンシップでは、都市公園での植生管理や環境教育などの活動を3年間経験した。
大学院卒業後はテーマパークの植栽管理業務に7年間従事。たくさんの個性豊かな植物のメンテナンスに携わった。樹木医、1級造園施工管理技士保有。
その後フリーランスライターを経て、現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO」でガーデニングやアウトドアに関する記事を執筆。自身の経験と知識をもとに、わかりやすい記事の執筆を心がけている。
現在は秋田県在住で、趣味は植物を育てることとアウトドア。好きが高じて、学生時代にキャンプ場でアルバイトをしていた。同時期に始めた登山は15年以上続けているが、現在は育児中のためハードな登山は自粛し、子連れハイキングを楽しんでいる。