4. 現役世代「20歳代・30歳代・40歳代・50歳代」はどのくらい貯蓄に回している?
最後に、現役世代の方々は、手取りの給与から、どの程度を貯蓄に回しているのかを見ていきます。
各年代における手取り収入からの貯蓄割合は次のとおり。
4.1 【単身世帯の手取り収入からの貯蓄割合の平均】
- 20歳代:18%
- 30歳代:17%
- 40歳代:14%
- 50歳代:14%
4.2 【二人以上世帯の手取り収入からの貯蓄割合の平均】
- 20歳代:14%
- 30歳代:14%
- 40歳代:12%
- 50歳代:12%
単身世帯も二人以上世帯も、手取りの収入から貯蓄に回す割合は15%前後。20歳代・30歳代の単身世帯は、貯蓄に回す割合がやや多い傾向にあります。
貯蓄額や貯蓄に回す割合は、年収に比例するものではありません。ライフスタイルや家族構成、お金に対する考え方などによりさまざまです。「年収は低くないはずなのに、思うように貯蓄が進まないな」という場合には、支出を紙に書きだして見直してみると良いでしょう。