11月は、年末調整やボーナスの話題が増える時期。「今年どれくらい貯められたかな」「老後のお金はこのままで足りるだろうか」そんなことを考える人も多いのではないでしょうか。
会社員の方にとっては、来年度の人事異動や退職を意識し始める時期でもあり、「退職金ってどのくらいもらえるの?」と気になる方も少なくありません。
物価上昇が続く今、退職金は老後の生活を支える大切な資金です。
国家公務員の場合、勤続年数や職種によって金額が大きく異なり、民間企業との違いも気になるところでしょう。
公務員の退職金制度を知ることは、自分の勤務先の制度を見直すきっかけにもなります。
そこで本記事では、国家公務員の退職金額を取り上げ、平均額や勤続年数ごとの支給例を交えながら分かりやすく解説します。
1. 【中高生のなりたい人気の職業は何?】人気はやはり安定の「公務員」
LINEリサーチの調査によると、中学生と高校生が希望する職業のランキングは以下の結果となりました。
1.1 【男女別】中学生・高校生のなりたい職業ランキング1位は何?
- 男子中学生の1位:スポーツ選手
- 女子中学生の1位:イラストレーター
- 男子高校生の1位:国家公務員・地方公務員
- 女子高校生の1位:国家公務員・地方公務員
男子高校生・女子高校生ともに、なりたい職業の第1位は「国家公務員・地方公務員」でした。
また、男子中学生では2位、女子中学生では5位にランクインしており、公務員は常に上位に入る人気の職業となっています。
調査結果によれば、公務員を志望する理由としては、次のような意見が挙げられています。
- 安定した収入を得たいから(中1男子)
- かっこいいと思ったから(中3男子)
- AIが普及しても、すぐに仕事が無くなることがないと思ったから(高1女子)
- 日本のために働きたいから(高1男子)
- 公務員は安定してるから(高2男子)
「安定した職業」として広く認識されている公務員ですが、実際のところ、退職金額はどのくらい支給されているのでしょうか。
