2025年6月11日、株式会社400Fが「オカネコ 夏のボーナスに関する調査」の結果を公表しました。※全国の『オカネコ』ユーザーのうち会社員276名が対象
今年の夏のボーナスについて、「支給される」と回答した会社員を対象に使い道や使い切りまでの期間を調査したところ、最も多かったのは「ほとんど使わず貯蓄している」(36.5%)という回答でした。次いで、「1ヶ月~1年以内に使い切る」(29.6%)が続き、これに「1週間以内」(3.9%)、「1週間~1ヶ月以内」(6.9%)を加えると、約4割の人が1年以内にボーナスを使い切っていることがわかりました。
ボーナスの使い道については、「貯金や預金」が65.0%で最も多く、次いで「資産形成(保険、NISA、不動産投資、投資信託など)」が49.3%と続いています。「旅行や外食」「日常的な生活費」はいずれも28.1%にとどまり、全体的に守りの傾向が強い結果となりました。
資産形成の内訳をみると、「NISA枠内での投資」を選んだ人が86.0%と圧倒的多数を占めており、2024年に改正された新NISA制度への関心の高さがうかがえます。さらに、NISA枠を超えての運用や、NISA対象外の金融商品に投資する意向も強く、投資に対する積極的な姿勢も見受けられます。
こうした動向から、多くの人が「貯める」だけでなく、「増やす」ことにも意識を向けていることがわかります。なかでも新NISAは、将来の資産形成における選択肢として取り入れる方も少なくありません。
今回は、新NISA制度を活用した資産形成のシミュレーションを通じて、どのくらい資産が増える可能性があるのか、具体的な数字で見ていきましょう。