5. 長期・分散・積立といった基本原則を守って資産運用を
本記事では、新NISA制度の概要と、積立投資による資産形成シミュレーションについて解説しました。
政府が掲げる「貯蓄から投資へ」という方針のもと、制度の見直しによって、これまで投資に踏み出せなかった方にも門戸が広がりつつあります。
新NISAは、少額からでも始められ、長期・分散・積立といった基本原則を守ることで、リスクを抑えながら資産形成に取り組むことが可能です。
一方で、SNSなどをはじめとする多様な情報源が溢れる現代において、情報収集が容易になる一方で、情報の精査が難しくなっています。
だからこそ、目先の情報に振り回されず、自身のライフスタイルや経済状況、投資目的に合った運用方法を取り入れることが大切となります。
信頼できる情報源を選び、慎重に判断することで、より安心して、そして継続的に資産運用を行っていけるはずです。
参考資料
- 金融庁「2023年までのNISA」
- 金融庁「つみたてシミュレーター」
- 金融庁「NISAを知る」
- PRTIMES「2025年夏のボーナス、7割超が支給。一方、過半数は支給額に「満足していない」。物価高を背景に、「貯蓄」「投資」を重視する傾向が鮮明に」
菅原 美優