高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。

そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そしてLIMOメルマガ会員に行った「奨学金に関するアンケート」の中でも「貸与型奨学金の毎月の受給額」についての結果をご紹介します。

まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、グローバルに活躍したい学生必見の「2025年9月・10月締め切り」の給付型奨学金2事業をご紹介していきます。

※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが5日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

1. 【返済不要・10月締め切りの奨学金】公益財団法人経団連国際教育交流財団「経団連グローバル人材育成スカラーシップ奨学生(2026年度)」

奨学金

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日本経済団体連合会(以下、経団連)が協力して運営している、公益財団法人経団連国際教育交流財団では、将来、グローバルなビジネス領域で活躍する意志を持つ学生を対象とした「経団連グローバル人材育成スカラーシップ」の奨学生を募集します。

1.1 【返済不要・10月締め切りの奨学金】公益財団法人経団連国際教育交流財団「経団連グローバル人材育成スカラーシップ奨学生(2026年度)」

【対象の課程】大学,大学院

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】2025年8月5日(火)~10月8日(水) 

【支給人数】20名(大学、大学院あわせて)

【支給金額/人】1人200万円を支給

【支給期間】1回限り

【成績制限】あり

【所得制限】なし

【修学支援制度との併用】

【他の給付型との併用】可能

【専攻分野】専攻分野の指定なし 

【専攻分野の詳細】大学2~4年生、6年制大学4~6年生、大学院修士課程1・2年生、博士前期課程

【資格・条件】
(1)将来、グローバルなビジネス領域での活躍を目指すとともに、日本の経済社会発展にも貢献する意志もしくはビジョンを有する者。また、チャレンジ精神が旺盛で、留学を通じて、外国語によるコミュニケーション能力や、異文化・社会への適応能力を向上させる意欲がある者。留学で得た学びを将来のキャリアに活かしていくビジョンが明確である者

(2) 日本国籍を有する者、または日本への永住が許可されている者

(3) 応募時に、財団の指定する日本の大学の学部2年、3年、4年生または、大学院博士前期課程(修士課程)1、2年生の学生

(4) 交換留学、認定校留学、協定校留学、私費留学等で、2026 年度中(2026 年4月~2027 年3月)に留学を開始し、海外の大学・大学院に約1年間(8ヵ月以上1年未満)留学する者。ただし、理工系専攻者については、6ヵ月以上1年未満の期間、海外の大学等の研究室で研究する者や海外の大学の講義等を受講する者も応募可

(5) 大学入学後に取得した単位の GPA が 2.0 以上である者

(6) 海外留学にあたって他の奨学金を受ける予定のない者(併願は可)

【募集団体】公益財団法人経団連国際教育交流財団

【奨学金概要】 経団連グローバル人材育成スカラーシップ2026年度奨学生募集要項