5. 資産運用の入り口は「情報収集」から
ここまで、新NISAを活用した場合のシミュレーションについてご紹介してきました。
利回りごとのシミュレーションを見てみると、預貯金と比べて効率的に老後資金を準備できる可能性があることが分かります。ただし、新NISAは主に投資信託などを通じて運用する制度であり、元本が保証されているわけではありません。必ず資産が増えるというものではない点には注意が必要です。
また、投資信託の種類は非常に多く、なかにはどの商品を選べばよいのか迷う方もいるでしょう。商品によってリスクやリターンの特徴もさまざまですので、まずは自分に合った商品を選べるよう、基本的な仕組みや選び方について情報を集めてみると良いでしょう。
参考資料
- 金融庁「NISAを知る」
- 金融庁「つみたてシミュレーター」
- PRTIMES「約8割が「老後不安」、生活費と医療費が二大懸念。老後資金準備状況は「二極化傾向」。若年層の「ねんきん定期便」理解不足も浮き彫りに」
筒井 亮鳳