3.2 生活費を抑えるコツ
生活費を抑えるコツを一覧で紹介します。
まずは、固定費を抑えるコツです。
- スマートフォンを格安SIMに変更
- 保険料の見直し
- サブスクリプションの見直し(解約)
- 省エネ家電を使用
- 光熱費の見直し
固定費は一度減らすと継続して生活費を削減できるので、生活費を抑えたいときは最初に固定費を見直すことをおすすめします。
変動費を抑えるためのコツは、以下のとおりです。
- 毎月の食費を決めておく
- 自炊する
- フリマアプリなどをうまく活用する
- 飲み会や食事会の回数を決める
変動費を抑えすぎると、生活が質素になりすぎてストレスが溜まることもあります。
抑えるのはいいですが、やりすぎには注意するとよいでしょう。
また、家計簿をつけるのも生活費の見直しに役立ちます。
これを機に生活費を見直してみてはいかがでしょうか。
4. 老後の収入である厚生年金と国民年金も確認しよう
老後生活を考えるときに確認しておきたいのが、老後の収入の柱である公的年金額です。
平均月額は国民年金で5万円台、厚生年金で14万円台となっていますが、年金の加入状況により受給額は個人差が大きくなっています。
現役時代からねんきんネットなどで将来の年金見込み額を確認し、公的年金を増やしたり、また私的年金への加入や貯蓄などで老後に備える方法を考えましょう。
70歳代で働く人も多い印象でしたが、今は働き方が多様化していたり、また収入を得る方法としても資産運用など種類が増えていますので、情報収集をしっかりと行い自身に合った対策をしていきましょう。
参考資料
- 内閣府「令和5年版高齢社会白書(全体版)」
- 金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」
- 総務省「2024年(令和6年)家計調査/ 貯蓄・負債編 二人以上の世帯 詳細結果表(8-5表)」
宮野 茉莉子