4. まとめ|もらえる年金額と「繰下げ」の影響を知って、損しない選択を!

厚生労働省のモデル年金額に基づいて計算すると、90歳まで生きた場合は、受け取れる年金総額が7000万円近くになります。

貯蓄や資産運用だけで7000万円もの資産を築くのは困難である以上、老後生活を支える経済的基盤となるのは公的年金です。

できるだけ長く働き、年金の繰下げ受給を選択すれば、受給総額を1000万円近く増やすことも可能です。

昨今は65歳以上になっても働く方が増えているため、今後は繰下げ受給を選択する方が増えるかもしれません。

参考資料

柴田 充輝