2. 【地方公務員】ハラスメント(カスタマーハラスメント以外)の実態
続いて、カスタマーハラスメント以外のハラスメントの実態も見ていきます。
パワハラを受けた経験があると回答したのは15.7%となり、年代別では40歳代がもっとも多い結果となりました。
なお、20歳代とは約2倍の差がついています。
続いてセクハラを受けた経験については、全体の3.9%が「ある」と回答。性別で見ると、女性が6.3%、男性が1.7%となっています。
また、「過去5年間に育児休業等ハラスメントまたは不利益取扱いを受けた経験」については、全体で7.8%が該当する結果となりました。
女性は11.1%、男性は6.0%です。
調査結果から見えてきた主な課題として、総務省は「認知状況の低さ」等をあげています。会計年度任用職員を含む全ての職員への周知や、外部有識者の追加などを主な対応策としました。