1.2 部門別の割合
続いて部門別に見ていきましょう。
- 広報広聴(66.3%)
- 各種年金保険関係(61.5%)
- 福祉事務所(61.5%)
- 戸籍等窓口(59.9%)
- 税務(55.5%)
の順に多いことがわかりました。
「ほとんど毎日+週に数回」カスタマーハラスメントを受ける割合が最も高いのは、福祉事務所で8.8%となっています。
カスタマーハラスメントのきっかけとなった理由について、「行政サービスの利用者・取引先の不満のはけ口・嫌がらせ」が72.5%と高いことから、主に窓口対応をする部署に集中しやすい構図がうかがえます。
総務省では主な対応策として、一人で対応させずに組織的に対応を行うことや、部門の特性に応じた対応も必要としています。
また、行政サービスの利用者・取引先に対する接遇の向上もひとつとしました。