3.3 年金生活者支援給付金請求書(はがき型)が届いた方が電子申請する場合

2025年1月以降に65歳に到達し、日本年金機構から年金生活者支援給付金請求書(はがき型)が届いた方については、電子申請も利用できます。

準備に必要なのはスマートフォンとマイナンバーカード。さらにマイナンバーカード受け取り時に設定したパスワード
(数字4桁)と署名用電子証明書パスワード(英数字6桁~16桁)が必要です。

もしパソコンで手続きする場合は、マイナンバーカードの読取装置が必要となります。

事前にマイナポータルの利用者登録を行い、マイナポータルとねんきんネットを連携させておきましょう。

あとはマイナポータルからねんきんネットにログインし、画面の案内にそって年金生活者支援給付金の申請ができます。

市町村から提供された所得情報により、日本年金機構において年金生活者支援給付金の支給要件を満たしているかを判定します。請求書の受付日から1~2か月後に結果が郵送されるスケジュールです。

なお、一度請求書を提出すれば支給要件を満たす限り2年目以降の手続きは不要で、継続して受給することができます。

次章では、現代のシニア世代がどれくらいの年金を受け取っているのかを見てみましょう。