4. 老後生活の計画は「手取り」で想定を!増加傾向にある「保険料」にも注視
本記事では、老後に受給する年金から引かれる「税金」と「保険料」について確認しました。
将来的に増税となる可能性もあります。また健康保険料や介護保険料は年々増加傾向にあります。
少子化が進み、私たちを取り巻く環境は大きく変わりつつあります。これは「保険料」ではありませんが、2026年4月からは医療保険料に上乗せする形で「子ども・子育て支援金」の徴収が始まります。
徴収額は収入により異なりますが、月額数百円程度の見込みです。
老後対策を検討する際には、こうした可能性も考慮しておきたいものです。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします ~年金額は前年度から2.7%の引上げです~ 」
- 日本年金機構「Q.年金から所得税および復興特別所得税が源泉徴収される対象となる人は、どのような人でしょうか。」
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- こども家庭庁長官官房総務課支援金制度等準備室「子ども・子育て支援金制度について」
和田 直子