3. 現シニア世代の年金受給額【国民年金】平均月額いくら?
次に、厚生労働省年金局の「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考に、国民年金の平均受給額についても確認していきます。
3.1 《一覧表》国民年金の平均月額
- 〈全体〉平均年金月額:5万7584円
- 〈男性〉平均年金月額:5万9965円
- 〈女性〉平均年金月額:5万5777円
割合
- 4万円以上の割合:89.7%
- 5万円以上の割合:76.8%
- 6万円以上の割合:54.5%
- 7万円以上の割合:6.8%
国民年金の受給額で最も多いのは、「月6万円以上〜7万円未満」の層です。
国民年金は保険料が定額であるため、男女間で大きな金額差が出にくい仕組みとなっており、自営業者や専業主婦など、厚生年金に加入していない人が主に対象です。
ただし、支給額が月およそ5万円程度となるケースも少なくなく、国民年金だけでは老後の生活費を十分にまかなうのは難しいといえるでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】