「夏も花が咲き誇るステキなお庭にしたいけれど、忙しくて手間がかけられない」そんなときは、植えっぱなしでも毎年夏に花を咲かせてくれる宿根草を植えるのがおすすめ。

丈夫で育てやすい種類を選べば、最小限のお手入れだけで季節の花が楽しめる庭をつくることができますよ。

今回は、初夏から美しい花を咲かせはじめる育てやすい宿根草3種を、参考価格とともにご紹介します。

1. この記事で紹介する「植えっぱなしで毎年夏に花咲く宿根草」

写真のエキナセアやモナルダほか、夏の庭に咲く宿根草をご紹介します1/5

ピンクや赤のエキナセア、赤いモナルダなどが咲いている庭

Krzysztof Slusarczyk/shutterstock.com

  • エキナセア
  • モナルダ
  • アスチルベ

ガーデニング初心者にも育てやすい、夏の「ローメンテナンスガーデン」の主役候補たちを集めてみました。どれも今が植えどきなので、お気に入りを見つけたら、ぜひお庭にお迎えしてみてくださいね!

2. 夏花壇の主役候補!植えっぱなしで毎年花咲く「宿根草」3選

2.1 エキナセア

ナチュラルなたたずまいが魅力!夏花壇の定番花「エキナセア」2/5

エキナセアの花が咲いている。中央部は濃い黄緑色、白い花弁が傘のように垂れている。

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初夏から秋にかけて咲くエキナセアは、暑さにも乾燥にも強い夏花壇の定番花。いがぐりのように盛り上がった中央部から、花びらを傘のように広げるユニークなフォルムが魅力です。

花色のバリエーションが非常に多く、ピンクや赤、白や黄色、爽やかなライムグリーンや複色など多彩。きっとお庭の雰囲気に合う色が見つかりますよ。

植え付け場所は日当たりと水はけが良い場所がベスト。多湿が苦手なので乾燥ぎみに育てましょう。エキナセアはハーブの一種ですが、園芸用として販売されているものは食用には向きません。

※参考価格:300円~700円前後(3号ポット苗)

2.2 モナルダ(ベルガモット、タイマツバナ)

炎のような個性的な花姿が魅力の「モナルダ」3/5

モナルダの花。色は赤。

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モナルダは「ベルガモット」の名前でも親しまれているハーブの一種。燃えさかる炎のような花姿から「タイマツバナ(松明花)」とも呼ばれています。

花色には赤やピンク、紫や白などがあり、特に真紅のモナルダは存在感バツグン。初夏から初秋の庭を、ゴージャスかつ大人シックに彩ってくれますよ。

植え付け場所は、日当たりと風通しのいい場所が最適。品種によっては地下茎で増えるものや、一年草扱いのものもあるため、確認してから購入しましょう。またエキナセア同様、ハーブの仲間ですが、園芸用の品種は食用には向きません。

※参考価格:300円~700円前後(3号ポット苗)

2.3 アスチルベ

フワフワしたオシャレな花穂で日陰の庭を彩る「アスチルベ」4/5

アスチルベの花が咲いている。色は白、赤、ピンク。

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春の終わりごろから咲き始め、ジメジメとした梅雨の時期にも、色鮮やかな花で庭を彩ってくれるアスチルベ。煙のようなふんわりとした花で、庭をロマンティックに演出してくれます。切り花やドライフラワーにしても楽しめますよ。

オシャレな花姿だけでなく、梅雨の長雨でも花が痛みにくいのもポイント。色鮮やかな赤やピンク、清楚な白、涼しげな薄紫色などがあるので、好みに合わせてセレクトしましょう。混色させるのもステキです。

強い直射日光が当たる場所を避け、木漏れ日がさすような明るい日陰や、午前中のみ日が当たる場所で育ててください。真夏は花つきが悪くなりますが、秋にもう一度花を咲かせます。

※参考価格:300円~1000円前後(3号ポット苗)

3. 植えっぱなしOKの宿根草でローメンテな夏花壇

今回は、毎年初夏から咲く「ローメンテで育てやすく、オシャレな宿根草」ご紹介しました。

元気に育てる1番のポイントは、庭の環境にあう植物を選ぶこと。

日当たりや水はけ、風通しなどを考慮しながら、お庭の環境に合う植物を選んでくださいね。

4. 【ガーデニング豆知識】宿根草・多年草・一年草の違いとは?

宿根草・多年草・一年草の違いを知っていますか?5/5

一年草、多年草、宿根草の違いとは

出所:LIMO編集部作成

さいごに、多年草・一年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。

  • 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
  • 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
  • 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶ。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。

※園芸品種では常緑多年草も「宿根草」と表記する場合があります。

今回ご紹介した「宿根草」は、寒くなると地上部が枯れてしまうのが特徴。とはいえ根はちゃんと生きているので、翌年には再び芽を出してキレイな花を咲かせてくれますよ。

冬に地上部が枯れるため景色が寂しくなることもありますが、そんなときは常緑性の多年草やカラーリーフ、冬に元気に咲く一年草などを組み合わせるのもおすすめ。

上手に取り入れながら、ローメンテナンスで季節の花が楽しめるお庭をつくってみてくださいね。

LIMOガーデニング部