3. 【子育て支援】便利な助成制度やサポートとは?

平均年収だけみると子育て世帯にはしっかりとした稼ぎがあるように見えますが、はじめに確認したように実際は働き方に悩むケースもあります。

働き方をセーブするにしても、ブランクが長くなったり年齢を重ねたりするとキャリア形成しにくいなど、悩む方もいつでしょう。

ここでは、子育てに役立つ便利な助成制度やサポートを紹介します。

3.1 子どもの医療費助成制度

子どもの医療費助成制度は、一定期間自己負担なし、あるいは一部のみ自己負担することで病院を受診できる制度です。

 

対象年齢は自治体ごとに異なり、0歳から中学3年生まで、高校3年生までなどさまざまです。

また、助成金額にも違いがあるので、詳しくは自分の住んでいる自治体のホームページなどを確認しましょう。

3.2 ファミリーサポートセンター

ファミリーサポートセンターは、協力会員が子育てをサポートしてくれる制度です。

たとえば、子どもが発熱したけど仕事を休めない、お迎えにいけないといったときに子どもを任せることができます。

子どもがいる世帯は登録しておくと、いざというときにサポートを依頼できるでしょう。

3.3 子育て支援パスポート

子育て支援パスポートは、店舗などで提示するとサービスを受けられる制度です。

子育て支援パスポート事業に協力している店舗であれば、割引や無料サービスの提供を受けられるのでお得です。

近くに協力店があるかどうかチェックしておくのもよいでしょう。

上記はいずれも自治体によるので、サービス内容を確認しましょう。

4. まとめにかえて

今回は働く母の割合や現役世代の平均年収を確認しました。

子育て中、人によってどのような働き方をしたいかは異なるもの。またお子さんの年齢によって移り変わるものでしょう。

子育てに関するサポートについては、ほかに病児保育やベビーシッターなどもありますので、お住まいの地域にある制度やサービスを調べてみましょう。

また家事についても便利家電や宅配サービス、家事代行などもあります。

使えるモノやサービスなども調べて、自身のキャリアやライフプランを考えてみてくださいね。

参考資料

宮野 茉莉子